どこか親しみを感じるLTEチップがMWCで出るようだ。。。

先日、友人のFBを見ていたら、懐かしい感じのするプレスリリースが引用されていた。
http://www.broadcom.com/press/release.php?id=s824436
このニュースは、アメリカのBroadcom社が、今月のMWC(バルセロナ)で、新しいSoCを使ったスマフォのターンキーソリューションを展示するという物である。
その仕様は、8-9月前に、筆者の以前の会社で、開発、販売プロモーションを行っていた物とそっくりである。 もちろん、時間も経っているので、進化した機能もあるが(VOLTEとか、TD-LTE対応とか)、なんとなくベースは、同じように思える。
似ているのは当たり前で、昨年の9-10月頃に、日本の某社の技術をBroadcom社が買い取ったという記事もあったので、かなり流用されてはいるのだろう。(確かめる術もないが)
昨年、解散を命じられて、開発を止めていなかったら、今頃は、ソリューションの展示ではなく、製品の展示になっていただろうになぁと、個人的な口惜しさも感じるが、それよりも、重要なコアの通信技術が日本からは消え、これでUSAの2社がトップ2になってしまったことの方が、恐ろしさを感じる。
無線通信技術はどんどん進化し、日本のオペレータも、どんどん追加投資をしているが、端末が無ければ、何もできない。 そのベースになるのが、こういったプラットフォームである。 それを牛耳るのが、これらUSAの2社(トップは、Q社)と、それに続くのが、中国(H社とか)、台湾(M社とか)勢という状況で、このままでは、日本のオペレータが何をしようと思っても、これらのベンダーの顔色を見ながらでないと、何もできないことになってしまった。
日本に技術が残っていれば、まだ、それを使って、かつてのように、勇み足とかガラパゴスとか言われながらも、最新技術を使った新サービスができたと思うのだが、もう今となっては、如何ともしようがない。
こういう通信系のSoCの開発には、とてつもない金がかかる。 それをサポートする投資家も日本にはいないとあっては、この結末は見えていたのかもしれないが、税金を使う投資の対象として、車系とか、公共事業という名目の伝統的な土木作業とか、Cool Japanという名前のコミックかやらアニメやらだけでなく、もう一つのインフラである通信系のコア技術にも、目を向けて貰いたいと思う。 業界だけでなく、社会の基盤を支える技術者の流出を防ぐ為にも。

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